僕とまっつん、キッコはタカシ連合と絡みつつ内緒で3人で遊んでいました。とにかく全員で遊ぶタカシに内緒にしないと遊べませんでした。僕とまっつんはタカシとも遊ぼうと思っていたのですが、キッコが変に自分達3人の連合を作りたくて僕達を強引に巻き込んできました。いつも3人集まる時は風呂屋に行きますが、ある時いつものように用事があるのでタカシと遊べないと言って断り3人でお風呂に入っていたら偶然にタカシ連合が入って来ました。
ヤバイ、シバかれると思いましたが、タカシは悲しい顔して何も言いませんでした。小学校の時に周りで仲間が本心で無く表面的にしかタカシと遊んでいなかったのですが、僕達も同じ事をしてしまいましたね。でもなぜボコボコにされなかったのかは分かりませんが、僕らが本気で付き合う気が無いと分かったのか、番長なんて孤独というのを受け入れてたのかわかりません。
そしてこの頃キッコの家の隣に梅島という多分僕らの学年の女子で一番悪かった(スケ番ではない)女の子がいます。学校もあまり来ていませんでしたし、普段はずっとシンナーを吸っていました。ある雨の日に風呂屋からお互い偶然に出て来ました。2人とも傘が無かったのですが、僕は自転車に乗っていまして、何を思ったか『家までチャリで送ったるわ』と言って後に乗せて送りました。
そして次の日から彼女は毎日学校に来ました。僕と会う為のようでした。スケ番連中からも付き合ったり〜やと言われましたが、ピンと来ませんでした。ある時梅島の友達が僕の教室に来て『あっかん、ちょっと来てくれる』と言われ梅島の教室に連れて行かれ彼女の机に座らされました。そして『机に彫刻刀で保という漢字を1個だけ彫ってくれ』と言われました。よく見ると99個彫ってあって後1個100個目を彫ってくれとのことですが、やっぱ金塚小学校悪のする事は違うなと感心しました。それを彫ったかどうかは忘れましたが。
結局その子とは付き合わずに、友達の紹介で車丘さんと付き合う事になりました。僕の人生で初めて付き合ったと言える女の子でした。手を繋いだり肩組んだり交換日記したり映画(ETでした)を見にいったりと青春してました。毎日夜10時頃まで手を繋いで話していました。
この頃まっつんはバレー部に入り完全にあっかん、まっつんコンビは解消しました。僕は小学校の先輩で陸上部に入ってた先輩から、足が速いのもあり勧められて入部しました。日曜日は中学の軟式野球チームにも入りました。
陸上は長距離で1年生からレギュラーになり駅伝とかにも出ましたし、先輩にも可愛がってもらいましたが、何かくすぶっていました。自分のどこかに好きでもない嫌いでもない陸上で、何でクソ真面目にしんどい思いしてまで走らなアカンねと。かといって、タカシの兄精志君に憧れてんのやったら、そのへんの中学校に喧嘩売りに行ったらええんでしょうけど、それも出来ませんでした。
そんな中、運命を変える出会いがありました。
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