クラスの席順は初めはどこも出席番号順なので僕は一番前で2番目が同じ小学校の番長朝野君でした。朝の君は背が高くイケメンでモテモテでした。女の子の2番目の席の子が勝海さんでこの子が女の子なのにとてもかっこよくて付き合いたかったのでいきなり違う女の子を通じて告白しました。たぶん勝海さんも朝の君のカッコ良さの方に惹かれてたと思います。しかし気を使ってくれたのでしょう、とりあえず、普段からいろいろとしゃべってみてからと言われました。
これはよく言われる友達からよりもまだ下の言われ方ですが、何を勘違いしたかちょっとしたら付き合えると思ってしまい、毎日うきうきしたのですが、今までにない緊張でほとんどなにもちゃべれず(>_<)
それともうひとつ勝海さんに興味があったのは、中学校に入りいろいろな友達とあの子が可愛いこの子が可愛いみたいな話ばかりしていましたが、ある時番長タカシが長男の龍げん君と同じ学年で勝海さんのお兄さんもいたそうで、もちろん番長グループです。その勝海さんのお兄さんはとても小柄なのにむちゃくちゃ根性があったそうだとタカシから聞きました。
むむっ、僕も小さい番長を目指してたのでとても興味が沸きました。またタカシ以外の友達からも同じ事を聞き勝海さんよりもお兄さんに会って話し聞きたかったです。結局は会えなかったのですが、それから15年後の事ですが、僕はおやじの工場に就職する事になるのですが、たまたまおやじの工場で働いてくれてる社員の人がいて、僕も一緒に働いていたのでよく飲みに連れていってもらっていました。ある時その先輩社員の家で飲む事になりその先輩のお兄さんも来る事になりました。
先輩社員も昔結構悪かったのですが、そのお兄さんは中学でバリバリの番長でした。それも西成の天下茶屋中学だったので僕の中学とは敵対中学です。そのお兄さんも暴走族を立ち上げるぐらいの人やったんですが、タカシの兄龍げん君と同じ年なのでかなりやり合ったそうです。そして僕はおそるおそる聞いてみました『その時に勝海さんって人いましたか?』そしたら『ああ、知っとるわ。小さい奴やろ。』『はい、どんな人でした?強かったですか?』『小さいけど根性あったわ』
まさか中学1年13歳から約15年後にも勝海さんのお兄さんの話が聞けるなんて!ちなみに当時の喧嘩は僕の松虫中学が不意を襲ったりで卑怯だったそうですが、僕達の時代は全く正反対で向こうが大人数だったりいちゃもんばかりで卑怯でしたね。
結局勝海さんの恋は実らずでした(ToT)/~~しかしまだまだこんな事ではくじけずに違う子にチャレンジしようと決心するのでありました(´∀`)
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